フライハイト合唱団とは


 「北埼玉に第九を根付かせたい」という地域の声のもと、2003年に結成されました。

 北埼玉を中心とする広い地域から参集した団員により構成され、ベートーヴェンの名曲である第九の演奏会を開催しています。
 毎年9月頃発足し、羽生市内でほぼ週1回の練習を重ね、12月の演奏会をもって解団
となる期間限定の合唱団です。
 回を重ねるごとに円熟度を増していると、多くのお客様から評価を得ています。

 演奏会では、第九の演奏だけでなく、その音楽構成等について解説を加えることで、
第九への興味を更に深めていただくと共に、毎回オペラ等の名曲からもピックアップし、
誰でも一度は耳にしたことのあるメロディをオーケストラでお届けすることにより、気軽に
クラッシクを楽しんでいただくことができます。

 当団は有志の団員により運営されるアマチュアの合唱団であり、協賛企業などの
スポンサーはおりません。
 しかし、毎回オーケストラやソリストは全てプロの方を揃え、より質の高いコンサートを
地域の皆様に身近に感じていただけるよう、たゆまぬ努力を続けています。

 第九の第四楽章に用いられる原詩「歓喜(フロイデ)に寄す」を書いたシラーは、最初、
この詩に「自由(フライハイト)に寄す」という題を付けようとしますが、厳しい弾圧のもと、
「自由(フライハイト)」を「歓喜(フロイデ)」に置き換えて出版したといわれています。
 当団名の「フライハイト(自由)」は、このシラーの意思に由来しています。